英語では、Moving Averageといいます(略してMA)
ローソク足と組み合わせて相場のトレンドを見る移動平均線
移動平均線とは、
ローソク足の一定の本数をさかのぼって、その平均値をつないだ先になります。
例えば、
- ローソク足5本分をさかのぼって、平均値を出し、つないだ線が『5MA(5日線)』
- ローソク足21本分をさかのぼって、平均値を出し、つないだ線が『21MA(21日線)』
- ローソク足52本分をさかのぼって、平均値を出し、つないだ線が『52MA(52日線)』
移動平均線の数値(何本分さかのぼるか)は、チャート上で自由に決められ表示できます。
私の場合は、5日と21日を使っています。
また、場合によってはチャート上で数値を変えて、いま一番どれが相場に重要かを判断してます。
チャート上には、数値を変えて何本でも表示させることは出来るのですが、2本くらいをお勧めします。
あまり本数が多いと、肝心のローソク足が見えなくなってしまう場合があります。
移動平均線の見方ですが、傾きとローソク足との関係です。
移動平均線で見る重要ポイントはここ
- 移動平均線が上向きで、ローソク足が移動平均線より上にあれば上昇トレンド。
- 移動平均線が下向きで、ローソク足が移動平均線より下にあれば下降トレンド。
上記のチャートの場合、5MAも21MAも上向き、上昇トレンドが分かります。
またローソク足も、5MAの上にあり、強い上昇相場だということがわかります。
またもうひとつの見方としては、移動平均線でローソク足が抑えられるかどうか、です。
上昇トレンドの場合、ローソク足が21日移動平均線の上にあります。
ただ相場は、上昇しては下がり、上昇してはさがりを繰り返すことがほとんどです。
上昇相場でも21日移動平均線まで下がってきて、触れたところでまた反発することも。
すると上昇相場はまだ続くという判断で、買い(ロング)の注文を入れたりします。
特に中期線(21MA)は世界中のトレーダー達が参考にしている線です。
こういった動きを敏感に感じられるかどうかが、上級者へのステップになります。
最後までお読み頂きありがとうございます!
良かったら応援してください。(^^)/
↓↓↓
では次は、ボリンジャーバンドというテクニカルツールについて説明していきます。
相場のトレンドを見る移動平均線(MA)関連ページ
- チャートの見方とは
- FX取引で稼ぐ上で絶対不可欠なチャートとは何か、ローソク足とは何かを説明していきます。
- ローソク足の見方とは
- ここではFX取引に絶対必要なローソク足の見方について説明します。またいくつかの典型的なパターンも説明していきます。
- ボリンジャーバンドとは
- FXで稼ぐために必要なボリンジャーバンドというテクニカルツールについて説明していきます。
- ストキャスティクスとは
- FXで稼ぐ為に必要なストキャスティクスというテクニカルツールについて説明します。
- MACDとは
- FXで稼ぐ為に必要なテクニカル「MACD」について説明していきます。
- RSIとは
- FXで稼ぐ為に必要なテクニカル「RSI」について説明していきます。
- ADXとは
- FXで稼ぐ為に必要なテクニカル「ADX」について説明していきます。
- テクニカルまとめ
- ここではFX取引に絶対必要なチャートとテクニカルツールの解説をしていきます。
- チャートの時間足
- ここではFX取引に絶対必要なチャートの時間足について説明をしていきます。
- 3種類のトレード手法
- ここではFX取引に絶対必要な3種類のトレード手法について説明をしていきます。
- バルサラの破産確率とは
- ここではFX取引に絶対必要なバルサラの破産確率について解説をしていきます。