オシレーター系の代表格、多くのトレーダーが使うRSI(アールエスアイ)とは
RSIとは
価格そのものを計算対象とせずに「時間」と「価格」それぞれに順位をつけ、両者にどれだけの相関関係があるのかを指標化したものです。
0%〜100%の間で動き、相場が売られすぎか、買われすぎかを判断するのに役立つテクニカルです。
使い方としては、ストキャスティクスと同じイメージになります。
- 30%以下では売られすぎ、買いサイン。
- 70%以上では買われすぎ、売りサイン。
ただし、単独では用いず、必ず他のチャートと組み合わせて判断することが大事です。
オシレーター系の場合、トレンドが出てしまうと、ずっと上下で推移してしまうことが多々あります。
例えば上昇トレンドの場合、ずっと70%以上でRSIが動いていきます。
その場合、RSIの線の向きにも注目してください。
70%以上で更に上向きに推移しているときは、強い上昇トレンドともいえます。
この場合、押し目を待って順張りでエントリーするのも効果的になります。
オシレーター系のRSIでも、ダイバージェンスも注意して見てください。
また、2本のRSIを使ってトレードをしているトレーダーもいます。
下記のRSIは黄色がRSI(13)、白がRSI(5)の数値の異なる2本を表示しています。
- 2本とも70%以上にいて、RSI5がRSI13を下抜いた場合、売りエントリー。
- 2本とも30%以上にいて、RSI5がRSI13を上抜いた場合、買いエントリー。
この場合、RSI13など1つのRSI単体で見るよりも、RSI5を加えることによって信頼度があがります。
トレードをやっていくと、テクニカルツールはいろいろな使い方ができるようになります。
またいろいろ考えることによって、自分なりのトレードルール(勝つ確率が高いルール)ができます。
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では次は、トレンドの強弱をみる『ADX』について説明していきます。
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