FX初心者│3種類のトレード手法

為替差益を狙う3種類のトレード手法を説明します

こんにちは、『藤井謙信@FX初心者を応援』です!

 

 

FXのトレード手法って、どんな感じなのかを説明していきます。

 

先にも書きましが、大きく分けて3種類あります。

 

  • スイングトレード
  • デイトレード
  • スキャルピング

 

他に為替差益ではなく、金利差を狙う長期的に買い(ロング)ポジションを持つスワップトレードがあります。

 

スワップポイントとは、外貨預金でいう、いわば利息のようなもの。
FXは低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、その金利差にあたるスワップポイントを受けることが
できます。逆に売ることで、その金利差にあたるスワップポイントを支払うことになります。

 

ただ闇雲に買い(ロング)エントリーの後、放ったらかしで金利を受け取ろうとすると、大変なことになります。

 

金利差のスワップポイントより、為替差益の損失の方が大きくなる事が多々あります。

 

例えば、オーストラリア・ドルの金利が比較的高いから、円を売ってオーストラリア・ドルを買おうとします。
ただFXでは25倍までのレバレッジ(テコの原理)がありますので、不用意に買ってしまうと下記のような事が起きます。

 

豪ドル/円が100円で5万通貨を買います。証拠金は約20万円、普通なら口座に50万円もあれば十分と思います。
ところが1か月後、豪ドル/円が97円まで3円ほど下落しました。含み損は15万円。

 

1ヶ月でついたスワップ(金利)は、1日360×30=10,800円。

 

1ヶ月でついた金利が10,800円で、為替差益の含み損が−150,000円=トータル約14万もマイナスになってます。

 

あなたはこの1ヶ月で約29%もお金を失うことになります。ひょっとしたら1ヶ月ではなく2〜3日かもしれません・・・

 

1ヶ月で3円動くなんて、当たり前のようにあることです。
先月の豪ドル/円の安値は94.4、今現在は103.3です。この1ヶ月で9円も相場が動いているんです。

 

もちろん逆に上昇していれば反対に利益も出ます。
ですが、上か下かでエントリーしては、投資ではなくギャンブルです。

 

 

FXでのスワップ狙いのトレードが、いかに危険かお分かり頂けたでしょうか?

 

 

スワップトレードは、レバレッジ1倍、外貨預金と同じ資金で行うものだと私は思います。
FXでは、あくまでも為替差益を狙います。その結果、スワップがオマケで付く場合もあると思ってください。

 

そう思えば、スイングトレードでもスワップを着にせず売り(ショート)ポジションを持つことができます。

 

 

 

では差益を狙う3種類のトレード手法がどう違うのか、メリット、デメリットを比較

トレード手法

メリット

デメリット

スイングトレード
(数日〜数週間)

大きなトレンドを捉えた場合の利益は大きい。エントリー回数が少ないので、損小利大になりやすい。パソコンの前に張り付かなくて良い。 相場が大きく動くと金利分以上に為替差益の損失が大きくなる。損切りラインがどうしても大きくなってしまう。

デイトレード
(数十分〜1日)

1日という期間の中でトレードするので、負けても再度エントリーできる。ポジションを長く持たないので不安感も少なく初心者向き。 相場の流れを読む勘と経験が必要になる。負けると自然とエントリー回数が増えてしまう場合がある。

スキャルピング
(数秒〜数分)

短時間で決済するので結果が早い。ポジジョンを持つ時間が短いのでストレスが少ない。 パソコンの画面に張り付いて集中する必要がある。パソコンの操作になれないと厳しい。1回のトレードで大きな利益は難しいため、損大利小になりやすい。

 

スイングトレードは、

数日から数週間の期間で、比較的大きなトレンドに乗って取引する手法です。

チャートは頻繁に見るわけではなく、毎日、朝・夕・寝る前など3〜4回、時間を決めてチェックします。
期間が長いので、証拠金を十分に用意する必要もあり、レバレッジも低くする必要があります。

 

 

デイトレードは、

基本的にエントリーしたらその日のうちに決済するという手法です。

昼または夜からポジションを持って、夜寝る前に決済して終わるというスタイルです。
相場に大きなトレンドが出ている時などは、翌日まで持ち越す場合もあります。
その際には、損切りラインをしっかり設定して、最低限の損失、または利益確定の損切りをおきます。

 

ただ、週末の場合は、持ち越すことなく必ず決済したほうがいいでしょう。
相場が動いていない土日に世界のどこかで突然予期せぬことが起きることもあります。

 

週明け、相場がいきなり大きく動いて始まると、損切りラインを設定してても思わぬ損失になります。

 

 

スキャルピングは、

相場の動きをリアルタイムで追いかけ、数秒から数分で取引をしていく手法です。
景気動向など重要な指標(ニュース)が発表され、大きく相場が上下するときに使います。
スピード勝負のトレードになりますので、PCの前に張り付いて、操作も手早くする必要があります。
短期売買になるので、当然ですが利益は少なくなります。
エントリー回数も増えるので初心者にはオススメできないトレード手法です。
十分にFX取引に慣れてから、中級〜上級者向きのトレード手法ですね。

 

 

この3つのトレード手法で、為替差益を狙い取引をしていくのですが、

初心者はやはりデイトレードをオススメします。

 

さらにエントリーの回数も、できれば1日1回。エントリー回数は極力増やしてはいけないのです。
それには大きな理由があります。

 

 

次回は、その理由。相場で長く生き残るための方法を説明していきます。

 

 

 

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